グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究

MINERVA人文・社会科学叢書

グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究

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出版社
ミネルヴァ書房
著者名
山内進(法学)
価格
7,150円(本体6,500円+税)
発行年月
2021年6月
判型
A5
ISBN
9784623090877

「国際法の父」として名高いグロティウスの『戦争と平和の法』は、法学の最大の古典である。本書は、従来、主に国際法と国際政治の世界で評価されてきたこの書を、ホッブズに先行する近代的政治・社会思想の先駆的著作として捉え直す。『戦争と平和の法』の構想を、新しい時代を切り開く思想として、個人、国家、国際社会という構成要素との関連の中で読み解くことで、西洋法制史や国際法学はもとより、政治・社会思想史のこれまでの常識に挑戦する。

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