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マルクスもエンゲルスも含め、150年以上誰も指摘することがなかった『資本論』第一部蓄積論の誤謬と混乱を正す、『資本論』探究者必携の画期的労作!
資本の蓄積過程論(蓄積論)は、冒頭商品論とならんで『資本論』第一部の理論空間をつくりあげている極である。しかしマルクスは蓄積論において、価値にあたかも目印がついて弁別可能であるかのように論じるという誤りを犯し、混乱をきたした叙述を行っている。
本書は、初版刊行以来150年以上も看過されてきたそれらの誤謬と混乱を根底的にただし、新たな理論次元を拓くものにほかならない。『資本論』研究者必読の一冊である。
『マルクスと商品語』(小社刊、2017年)続編。
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