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◆第一句集
◆第一句集
こともなく生きて万朶の花のなか
季題に託した抒情に加え、余一さんの人生観が詠み込まれている。
序・木暮陶句郎
◆木暮陶句郎選 十二句
オリーブの島吹き抜けて風光る
俳句てふ妙薬のあり春の風邪
百色の色鉛筆や初夏の街
めまとひや一夜に落ちし城の址
多摩川を渡る夜汽車や月見草
目薬に光の混じる今朝の秋
人の世を離れて消ゆる遠花火
蜩や逢ひたき人の皆遠し
しみじみと十指の皺に秋の風
武蔵野の風となる身や薬喰
それからは杖つく冬に馴れてをり
水仙を活けて背筋を伸ばしけり
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