近世後期の世界認識と鎖国

近世後期の世界認識と鎖国

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出版社
吉川弘文館
著者名
岩﨑奈緒子
価格
10,450円(本体9,500円+税)
発行年月
2021年6月
判型
A5
ISBN
9784642043410

工藤平助の「加模西葛(カムサ)杜加(スカ)国風説考」(赤蝦夷風説考)には、日本で初めてロシアを描いた地図が挿入され、松平定信らに大きな衝撃を与えた。中国を凌駕するヨーロッパの巨大国家に幕府はいかに対峙したのか。寛政期から文化期にかけての対ロシア外交と蝦夷地政策の歴史的位置を、世界認識の転換のダイナミズムにおいて捉え直し、「鎖国」を再考する。

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