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大宅壮一(1900-1970)が収集した膨大な雑誌のコレクションを基礎として設立された大宅壮一文庫。
2021年、開設から50年を迎える大宅壮一文庫について、概要から、その誕生の歴史、そして文庫を活用した研究の実践例まで、すべてを網羅した解説書。
*大宅壮一(1900-1970))とは…
昭和を代表する評論家・ジャーナリスト。
1950年代から1960年代にかけて、新聞・雑誌(月刊誌・週刊誌)・ラジオ・テレビを横断して活躍し、「マスコミ四冠王」「マスコミの王様」と呼ばれた国民的評論家。「大宅壮一ノンフィクション賞」が1970年に制定された。
「一億総白痴化」「恐妻」「クチコミ」などの造語でも知られる。
『文学的戦術論』『世界の裏街道を行く』『「無思想人」宣言』『炎は流れる―明治と昭和の谷間』全4巻など、著書多数。
【本書の特色】
①「雑誌の図書館」大宅壮一文庫の概要、歴史、利用方法などを、詳細に解説。
②実際に大宅壮一文庫を利活用している執筆者陣が、文庫を利用することでどういったことが見えてくるかをまとめた論考を収録。
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