カイトとルソンの海

カイトとルソンの海

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出版社
小学館
著者名
土屋千鶴
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2021年5月
判型
四六判
ISBN
9784092893122

海を越えてやってきた少年の冒険物語

時は、16世紀中頃、村上水軍が、瀬戸内海を拠点に活躍した時代。
ある日、船乗りの父に連れられて、肌の色も、体付きも違う言葉を話さない少年ルソンが、カイトの家にやってきた。

「ようわからん」
言葉も通じないルソンに、とまどいを隠せないカイト。

ルソンは長い航海の末、奴隷として連れてこられたのだ。ルソンは、日本語を覚えるためにカイトの家に預けられた。ルソンは無表情で、何も話さない。

ある日、島のわんぱくたちが、ボロ船に乗って海に出ようと計画。カイトたちは、必死に止めようとするが・・・・・・。

【編集担当からのおすすめ情報】
村上水軍が活躍した時代、瀬戸内海の島々には、水軍にまつわる数多くの民話が残されています。
この作品は、時代物とは思えないほど、少年たちが生き生きとした友情物語であり、冒険物語です。
海の向こうにひろがる世界に思いを馳せて、船を操る少年たちのハラハラドキドキの冒険を堪能してください。

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