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思想・学問誌『過程』は、社会・人文の分野において学問的・思想的な真理を探究した本格的な論文を収録した自立誌である。社会&人文の分野における本質的な諸課題に本格的に取り組んだ論文を編集。戦後五四年(西暦一九九九年七月)に発行した第三号は、1.加藤典洋『敗戦後論』の批判的吟味を介して日本の「ねじれ」構造を論じた架空座談録、2.アメリカ南北戦争の原因を論じた論文、3.日本のTQC的「人間性尊重の経営」を批判的に吟味した論文、4.渡辺京二『なぜいま人類史か』のレビュー、5.柳田国男『先祖の話』を基に古来日本人の信仰・死生観を考察したノート、6.朗読の研究記録(志賀直哉と三浦哲郎の作品の朗読練習を通した「場面の転換」の研究)、7.『唯物史観の基本構造』における解明の方法論と「生活生産論」部分の『試行』投稿論稿、8.『唯物弁証法の基本構造』の「毛沢東矛盾論批判」の部分の連載。
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