賢治の描いたサイエンスファンタジー

賢治の描いたサイエンスファンタジー

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出版社
金沢・金の科学館
著者名
四ケ浦弘 , 細川理衣
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年4月
判型
A5
ISBN
9784773503074

宮沢賢治は,たくさんの詩や童話を書いていますが,その中には科学の言葉がたくさん出てきます。たとえば,「真空溶媒」(『春と修羅』)という詩には,

「融銅はまだ眩めかず 白いハロウも燃えたたず……」

という表現が見られます。

この,「融銅」とは一体どんなものなのでしょうか?

それは,実験で,実際に見ることができます。



そんなふうに,宮沢賢治の作品の中に出てくる言葉で,実験や実物が見られるものを再現してみたのが本書です。

宮沢賢治がどんなことを思い描きながら詩などを書いたのか,その幻想的な世界がよりリアルに浮かんできます。

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