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柳生の里からの刺客、柳生全九郎はひとまず去ったが、今度は肥前の新陰流の遣い手が動き出したとの噂が徳川竜之助のもとに届く。一方、年が明け賑わいが戻ってきた江戸の町では、犬が辻斬りにあったり、火の見櫓から降りてこない男が現れたりと、奇妙な事件がひっきりなしに起こっていた。傑作時代小説シリーズ新装版、第四弾!
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