三宅雪嶺 異例の哲学

三宅雪嶺 異例の哲学

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出版社
言視舎
著者名
鷲田小彌太
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2021年4月
判型
四六判
ISBN
9784865651997

三宅雪嶺は「明治維新後」の思想を代表する

三宅雪嶺は1860年生まれ、1945年没。明治維新から第二次大戦までを生きた哲学者、歴史家、ジャーナリスト。「国粋主義」を標榜した言論雑誌「日本人」の創刊で知られ、『真善美日本人』『偽悪醜日本人』ほか膨大な著作を残した。

雪嶺の「国粋保存」は保守反動思想ではない。雪嶺の哲学は、旧物保存の正反対、開明社会の知識思想から生まれた宇宙論、人類論、社会論などで構成される百科全書的で、広大な思想体系である。

雪嶺の魅力は、これまた膨大な歴史論、人物論、人生論にもある。司馬史観の源泉は雪嶺にあり。

満州事変以降、「晩節を汚して」しまった雪嶺について、それはなぜ? を問う。

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