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デヴィッド・ボウイが愛した京都 ―鋤田正義がとらえた過去と現在のフォト・ストーリー
1972年、伝説のロック・グループのT-REXを撮影しに行ったロンドンで、写真家・鋤田正義はデヴィッド・ボウイと出会い、翌年には彼のワールド・ツアーに同行。
以来、2人の関係はボウイがこの世を去るまで約40数年間に及んだ。ボウイは大の親日家で、京都にも何度か訪れた。
1980年のある日、鋤田はボウイとプライベートな時間を京都で過ごすことになるが、その時間は今も強烈に鋤田の心に残っている。
ボウイが去り82歳になった鋤田は、過去の時間を整理し再び心に刻むため、ボウイが愛した京都を撮り始めた――――。
写真展『時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA』 が京都の美術館「えき」KYOTOにて、 2021年4月3日(土)から5月5日(水・祝)まで開催されることになった。
1980年当時、京都で撮影したデヴィッド・ボウイの写真とともに、ボウイが愛した京都の“今”を撮り下ろした作品の他、
鋤田が40数年間にわたって撮り続けたデヴィッド・ボウイのポートレイトもあわせて展示される。
今写真集は、その写真展で展示される写真をメインに、展示しきれなかった秘蔵ショットや名盤『Heroes』にまつわるエピソード、
写真展のプロデューサーでもある立川直樹による回顧録、鋤田自らボウイゆかりの地を巡って撮影した写真も含めた174点もの写真を収録している。
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
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