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光と分子が関わる光化学過程は,植物の光合成や動物の視覚など自然界に数多く存在する。また,色素や発光材料,太陽電池,光センサーなど,光と分子の相互作用を利用した製品も身近にたくさんある.光化学過程は,千兆分の一秒という短い時間で起こる光吸収をきっかけとして始まるため,その解析には高い時間分解能を持つ分析装置が必要となる。さらに,光化学過程を理解するためには,定常状態で起こっている熱的化学反応とは本質的に異なる考え方が必要となる。
本書では,時々刻々と変化する分子を観測するための時間分解赤外分光法を紹介し,さらに光化学過程を理解するための考え方を,基礎的な光と分子の相互作用の理論から丁寧に解説している。
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