1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
ノーベル賞受賞者はどのように論文を書き上げるのか。本書は26~32歳の若き湯川が、大阪帝大在籍中に圧倒的に凄まじい研究を進めた姿を明らかにしている。
量子力学の黎明期の使命感みなぎる研究の日々のなか、友と手紙で意見を交わし、仲間と議論し、市民に語り、レフェリーの評価に反論する。
そして午後には仲間と野球をし、5時には西宮への帰途につき、時には息子の春ちゃん(春洋氏)の靴を買って帰るのである。
湯川は手紙や下書き、計算など、多数の史料を保存しており、本書では多数の史料をフルカラーで掲載。大阪大学で新たに発見された「素粒子の相互作用について」学位申請書類には主査の菊池正士がまとめた要旨もみられる。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。