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■高齢者が訴える症状から薬のはたらきを学びましょう!
「眠れない」「ものが見えづらい」「トイレが近い」など、高齢者にありがちな症状ごとに、その原因疾患と薬についてわかりやすく整理した入門書。
薬がからだのなかでどうはたらくのか、からだの構造と合わせて学びます。
例えば、睡眠薬は脳に作用して、興奮させる物質を抑えたり、鎮静化する物質を増やしたりします。その結果、睡眠障害を和らげ、眠りにつくことができるのですが、こうした脳に直接作用する流れを押さえておくと、依存性があったり、ふらつきやめまいの副作用につながることも理解しやすくなります。
■実はその症状は薬の副作用かも?
薬の作用は絶大ですが、一方で怖い副作用もあります。
ふらついたり、転んだり、目がかすんだり、眠くなったり、食欲がなくなったり、お腹を壊したりなど、高齢者によく見られるこれらの症状が、実は薬の副作用で生じている可能性もあります。
鎮痛薬のロキソプロフェンは痛みを止めてくれますが、一方で胃を荒らしてしまうなど、一つの作用が有効に働くと同時に別の作用が有害事情を起こすのが薬です。それを知っておくことで、高齢者に生じている薬の副作用を軽減するための支援も検討できるでしょう。
■適切な支援のための一冊!
本書は、介護を必要とする高齢者の一番身近な存在である介護職の皆さまに押さえておいてほしい知識をまとめ、薬に関するQ&Aや用語集も収載しました。多剤併用など、近年の課題の理解にも役立ちます。
高齢者によくある症状に寄り添い、それを和らげることのできる薬のはたらきとつかいかたを学んで、適切な支援ができる介護職になるためにぜひ読んで欲しい1冊です。
【主な目次】
1章 薬の基本を知る
2章 体の仕組みと薬
3章 症状からみる薬と薬理
4章 症状からみる副作用
5章 薬に関するQ&A
6章 薬に関する用語集
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