取り寄せ不可
「複合国家」の歴史的展開とその思想史的な意味とは――。今日の世界では主権国家に根ざしたナショナリズムが温床となり、分断や不寛容のあらしが吹き荒れている。本書では、こうした状況を相対化するため人文学が取り組みうる作業の一環として、歴史学と思想史という異なる分野の研究者が協同し、主権国家論を前提とする従来の議論では注目されてこなかった、ヨーロッパの国家が抱える重層性や可塑性に光を当てる。
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