古地図でたどる大阪24区の履歴書

古地図でたどる大阪24区の履歴書

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出版社
140B
著者名
本渡章
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年5月
判型
A5
ISBN
9784903993447

大阪市の24区が現在の姿になったのは平成元年(1989)、わずか30年ほど前のこと。それまでには150年にわたる長い変遷の歴史がありました。
 この本では、大阪の区がどのような変化を遂げてきたのか、大阪の古地図のスペシャリストである著者が、豊富な古地図資料を手がかりにたどっていきます。また、現在の24区がいつどのようにして今のような姿になったのか、1区ずつ丁寧に紹介します。大きな歴史の流れを知り、小さな物語を拾い集めることで、大阪市と24の区についての解像度が高まることでしょう。
 2020年、大阪市を廃止し4つの特別区を設置することの是非を問う2度目の住民投票が行われました。結果は否決されたものの、人口減による大都市制度の見直しそのものは引き続き大阪にとっての大きな課題です。そうしたトピックについて考えるためには、まずは私たちや家族、あるいは友人知人が暮らす区についてよく知ることが必要です。本書では、各区を象徴するスポットの写真とともに街歩きに最適な各区の地図も掲載。楽しく歩きながら大阪についてより深く知ることのできる一冊です。

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