1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
製造事業者の情報システムは、従来のオンプレミスシステム中心の自前主義から、環境変化に機敏に対応できるクラウドサービスの活用へと移行しつつある。この大きな構造変化に伴い、クラウド上の重要データの保護などの新たなサイバーセキュリティの課題が生まれている。
また、工場やプラントの制御技術(OT)におけるIT技術の活用が進み(OTのIT化)、AI、IoTといった最新技術を活用することで、予知保全・歩留まり向上といった付加価値が生まれたが、同時に、制御システムに対するサイバー攻撃の脅威が高まっている。
製品・サービスにおいても、顧客や異業種との双方向のつながりから生まれる価値をビジネスとする流れが進み、新たなサイバーセキュリティリスクや、サプライチェーンリスクの問題が顕在化してきている。
製造業のサイバーセキュリティ課題は、従来の「情報システム部門を中心としたセキュリティ体制」ではカバーしきれない事態となっているのである。
本書では、近年のビジネス環境変化に即した製造業のサイバーセキュリティ対策の全体像を示し、さらに、それを推進するための包括的・体系的な方法論、及び具体的な例を提示した。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。