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夏休み、お金がなくて暇を持て余している大学生達に風変わりなアルバイトが持ちかけられた。スポンサーは売れっ子心理コンサルタント。彼は「純粋な悪」を研究課題にしており、アルバイトは実験の協力だという。集まった大学生達のスマホには、自分達とはなんの関わりもなく幸せに暮らしている家族を破滅させるスイッチのアプリがインストールされる。スイッチ押しても押さなくても1ヵ月後に100万円が手に入り、押すメリットはない。「誰も押すわけがない」皆がそう思っていた。しかし……。
キスをOKするかどうか、コインで決めようとしたらフラれた
◾️【スイッチ 悪意の実験(著者:潮谷験)】
2021年4月20日出版
○トータルおすすめ度 2☆☆★★★
○大学生のおすすめ度 2☆☆★★★
・約360ページ
・使用時間:3.5時間
・自分の本書のペース:18ページ/10分
①おすすめ度(全体&大学生)と
②読むのにページあたりどれくらいかかったか
読書ペースを載せてみます(自分遅めです(*´∇`*))
少しでも参考になりましたら。
●紹介本文
主人公・箱川小雪たち大学の仲間6人は
TVにも出ている有名心理コンサルタントの臨時アルバイトに参加する。
最初に家族で営む雰囲気の良いベーカリーに訪れ、家族を紹介され交流をする。
そしてその後、アルバイトの内容が説明される
『今各自のスマホにインストールしたアプリ、ただスイッチを押すか押さないかのアプリです』
『今から1ヶ月そのスイッチを押すかどうかの実験をします』
『ただ報酬は、押しても押さなくても別に変わらなく1日1万円振り込まれ、最終日には100万円、合計130万円』
『スイッチを押すと、さっきのパン屋さん、、、彼らが、破滅します』
悪意の実験が始まる。
主人公・小雪も特殊な人物
幼い頃"君があるがままに行動すると最悪のことが起きる"と言われ、事実、事件も起こしてしまう。
それ以来、自分では何も決めずコイントスで決める人生を過ごしている
『受験先はサイコロで決めた、生まれて初めて告白された時は石ころに判断させた、その彼氏にキスを迫られた時に、どうするかコインで決めようとした、迂闊な私は彼氏の目の前でコインを投げたため、怒らせてフラれてしまったけど』
そんな小雪が、この実験に選ばれたのも運命か
この実験の行く末は、、、、、
セリフも多く、かなり読み易い作品でした。
こんなテイストのエンタメとしてどうぞ。
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