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江戸時代から平成にかけての医療および医療制度の分析を通じて、明治以前の「接骨」から大正以降へ続く「柔道整復」への形成過程を明らかにする。柔道整復師の成立に大きな影響を与えた天神真楊流柔術の医学理論および同流柔術家による政治活動のほか、日本柔道整復師会の活動にも言及する。
「本書は、天神真楊流柔術および江戸から平成に至る接骨・柔道整復の医療、制度について、約10年にわたる著者の研究をまとめた歴史書である。『日整六十年史』をはじめ、先人の業績を縦横に博引しながら、自らの見解を新たな柔術伝書、図版、手記、議事録等の実証的な史資料で明解に示し、丹念に分析している。一般にはほとんど知られていない柔道整復の歴史を詳細に描出した労作であり、柔道整復師の手引書として有用な一冊である」公益社団法人日本柔道整復師会会長 工藤鉄男
【出版社からのコメント】
2016年6月の刊行以来ご好評いただいてきた初版本を、このたび使いやすいソフトカバーに替え、お手頃価格の新装版としてお届けします。
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