「皮肉」と「嫌み」の心理学

「皮肉」と「嫌み」の心理学

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出版社
ニュートンプレス
著者名
ロジャー・クルーズ , 小泉有紀子 , 風早柊佐
価格
1,700円(本体1,545円+税)
発行年月
2021年5月
判型
四六判
ISBN
9784315523706

文学や演劇の世界から,ふだんの会話まで,そして古代ギリシア・ローマの時代から現代に至るまで,「アイロニー(皮肉)」や「サーカズム(嫌み)」,パロディや風刺は生き続け,欠かせないスパイスの役割を果たしてきました。なぜ,人は嫌みを言うのでしょうか。皮肉を言い,風刺を愛するのでしょう? また,それぞれの違いとは? さまざまな分野で「皮肉」や「嫌み」がどう使われてきたのか,本書ではその歴史と変遷をたどりつつ,人間社会と人間にひそむ心理について探っていきます。
 欧米,特にイギリスやアメリカの文化を理解するには「アイロニー」と「サーカズム」の理解が欠かせないといわれています。かつて劇作家オスカー・ワイルドは「サーカズム」について「知性の最高の形態」と述べ,ある研究では「嫌みを理解できる人々は創造的で、問題解決能力に優れている」といいます。「アイロニー」と「サーカズム」という,たった2つの言葉から広がる奥深い世界に触れられる1冊です。

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