町山智浩のシネマトーク恋する映画

町山智浩のシネマトーク恋する映画

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出版社
スモール出版
著者名
町山智浩
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2021年4月
判型
四六判
ISBN
9784905158974

「恋愛」についての映画は「人生」についての映画である。

町山智浩がトラウマ級の恋愛映画8本を徹底解剖!



『(500)日のサマー』は、なぜ「ラブストーリーではない」のか?

『マリッジ・ストーリー』は離婚を描いているのに、なぜ『結婚の物語』というタイトルなのか?

『美女と野獣』での野獣の「醜さ」は何のメタファーか?

『愛がなんだ』のヒロインは、なぜ絶対に自分を愛さない男を愛し続けるのか?

町山智浩の恋愛映画教室、ここに開講!



『(500)日のサマー』

『マリッジ・ストーリー』

『美女と野獣』

『愛がなんだ』

『SHAME -シェイム-』

『汚れた血』

『COLD WAR あの歌、2つの心』

『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』



これらの映画の主人公は恋愛を通して、それを超えた向こう側にたどり着きます。それは「他者」です。人は人を恋すること、愛することで、自分以外の人の気持ちをどうしても知りたいと願います。そのためには自分の心も開かねばなりません。それによって今まで知らなかった本当の自分自身を知ります。そして変わります。自分として生きるため。人は自分自身では変わることができません。そのチャンスをくれるのが恋であり、愛なのではないでしょうか。(本文より)



カバーイラスト:高柳カツヤ

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