六ヶ所村核燃料サイクルの今

六ヶ所村核燃料サイクルの今

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出版社
本の泉社
著者名
小山内孝
価格
2,000円(本体1,818円+税)
発行年月
2021年4月
判型
A5
ISBN
9784780719970

美しい自然に恵まれた日本列島は、4つのプレートのきしみ合いで誕生した。それだけに「地震や火山噴火が頻発する世界で最も危険な災害列島」(「はじめに」より)でもある。それなのになぜ、大活断層が存在する六ケ所村で核燃料サイクルに再処理工場を設置し、稼働をめざしているのか。長年にわたって警鐘を鳴らし続けた著者が、あらためてこれまでの推移をたどり、危険であるゆえんを解き明かすとともに、進むべき道を提言する。ひとたび全電源喪失という事態が生ずれば「地獄絵図」となるという著者の指摘は重い(「第2部」)。詳細な年表(「むつ小川原開発と核兵器開発の日本の核燃料サイクル年表」)を付載。


《帯文》
〈表1〉
破綻した核燃料サイクル!
六ヶ所村の下は大活断層!
一日も早くプルトニウムと核兵器のない世界に
?
〈表4〉
 海に囲まれた島孤日本は、4枚のプレートがぶつかり合って、火山噴火、地震が多発する、世界で最も危険な自然災害列島。現在は地震の活動期で、加えて世界は人為的な気候温暖化が進行中です。海水温が上昇し、海進がすすみ、毎年かつてないほどのスピードのある台風、豪雪、暴風雨、洪水が発生しています。自衛隊以上の自然災害対処組織が必要です。
 こんな日本に核燃料サイクル(原子力発電・再処理工場・ウラン濃縮工場等)などもってのほか、即刻中止すべきです。日本でのオリンピック・パラリンピックも地震の平穏期まで延ばし、東京から名古屋までのリニア中央新幹線工事や都心の深い地下の大工事は止め、都民は直下型地震に備えるべきです。
 現在までにつくりだした高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)や原子炉等を、安全に処分しなければならない時代になったのです。(「おわりに」から)


[訂正箇所]
〈24頁の【言葉の解説】の最後の行〉
 誤:海溝の陸側には、前線や大陸縁の山脈ができたります。
 正:海溝の陸側には、前線や大陸縁の山脈ができたりします。
〈83頁の左から1行目〉
 「把手の読み仮名の訂正」
 誤:はしゅ / 正:とって
〈85頁の図Ⅳー10⑦〉
 誤:前記中葉 / 正:前期中葉
〈87頁の左から1行目〉
 誤:富沢遺跡 / 正:富ノ沢遺跡
〈88~92頁の表の「出土品」欄〉
 誤:動物遺体 / 正:動物遺存体
〈118頁の右から2行目〉
 誤:23個の中性子
 正:2~3個の中性子
〈118頁の右から3行目〉
 誤:クリプトン 235 92
 正:クリプトン 36 92
〈118頁の左から4行目〉
 誤:この人工元素群の同期表の説明が
 正:この人工元素群の周期表の説明が
〈119ページの図VI-2〉
 「2日」「3日」の行を削除
〈著者略歴〉
 誤:核燃料サイクル施設立地連絡会議事務局長
 正:核燃料サイクル施設立地反対連絡会議事務局長

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