新型格差社会

朝日新書

新型格差社会

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出版社
朝日新聞出版
著者名
山田昌弘
価格
825円(本体750円+税)
発行年月
2021年4月
判型
新書
ISBN
9784022951205

格差は現象? いいえ、人災です――。コロナで可視化された〈家族〉〈教育〉〈仕事〉〈地域〉〈消費〉の五大格差を徹底省察し、令和日本のあるべき姿を緊急提言。格差是正の実践こそが、人生100年時代の世界共通語となる。日本が階級社会に陥る前に、格差を直視し分析することが肝要だ。家族社会学の第一人者による令和のリアルがここに!◎目次より【第1章】家族格差?戦後型家族の限界  若年女性の自殺者数増加/ますます加速する少子化/夫婦間で広がる愛情格差/新型ドメスティック・バイオレンス etc.  【第2章】教育格差?親の格差の再生産  世帯減収による学習格差/コロナ禍が広げる教育力の差/デジタル格差、コミュ力格差、英語格差/小学四年生で人生が決まる? etc.【第3章】仕事格差?中流転落の加速化  エッセンシャルワーカーとリモートワーカー/持つ者と持たざる者の分断/観光業と飲食業の勝ち負け実況 etc.  【第4章】地域格差?地域再生の生命線  高学歴者の出身地/「住宅すごろく」が機能しない/教育と年収と地価の関係/自己責任論がつくる階級社会 etc.  【第5章】消費格差?時代を反映する鏡積極的幸福と消極的幸福/承認のための消費物語/個人消費の台頭/家族と個人の限界の先に/アイデンティティ消費へのさらなる期待 etc.

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