生徒思いでシャイなラテン語教師、チッピング先生。しかし彼は、その生真面目さゆえに生徒との接し方を掴みかねていた。そんな時、旅先で出会った魅力的な女性キャサリンにより、彼は愛すべき「チップス先生」へと変貌を遂げてゆく。何千人もの子供たちを我が子のように愛し導いた、チップス先生の生涯を描く感動作。第12回アカデミー賞で、作品賞・監督賞をはじめとする7部門にノミネートされ、その中でも、20代から80代まで60歳以上の年齢差のチップス先生役を一人で演じ切った主演のロバート・ドーナットが、大方の予想を覆し、主演男優賞を受賞した名作。
上流社会の子供たちを教育する学校という舞台設定にふさわしい、フォーマルなイギリスアクセントが使われており、文法も標準的で、さらに発話スピードもゆったりとしている。また、専門用語の使用は最小限に留められていることからも、リスニングレベルは初級者向きの作品である。
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