ヘーゲル全集 第14巻

評論・草稿

ヘーゲル全集

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出版社
知泉書館
著者名
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル , 海老澤善一
価格
11,000円(本体10,000円+税)
発行年月
2021年4月
判型
菊判
ISBN
9784862853349

批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ,日本語版独自の編集により訳出,解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し,従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。
ヘーゲルという哲学者の全体像をとらえようとするならば,体系的思想家,教育者,そして批評家という,三つの側面から理解しなければならない。本巻は,ヘーゲルの批評活動のうち,晩年にあたるベルリン期後半の1826年から1831年までの10篇を収録。
ヘーゲルの演劇論を背景にした劇評「『改宗者たち』について」。インドの宗教と文学の広範な資料を検討した「フンボルト書評」。ベルリン大学で同僚だったゾルガーの遺稿集の出版を機に,その著作評にとどまらず人物評まで執筆した「ゾルガー書評」。ヘーゲル哲学が汎神論であると非難される中,ヘーゲルを擁護するゲッシェルの著作を弁明した「ゲッシェル書評」。ヘーゲルの思弁哲学・キリスト教・国家との関係に対する批判書に応答した「反論」。晩年,ベルリン大学総長時に国家と宗教をラテン語で語った「アウグスブルク信仰告白祝三百年祭演説」。英仏の政治事情にも常に注目していたヘーゲルの最後の政治時評「イギリス選挙法改正法案について」ほか。

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