ハインリッヒ・フォン・シーボルトの蒐集資料
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ハインリッヒ・フォン・シーボルトの蒐めた品々―
日本と欧州の架け橋となったシーボルトの次男、ハインリッヒ・フォン・シーボルトは明治日本の外交・文化への貢献と日本史料の蒐集でも知られ、その蒐集品は仏教彫刻・染織・陶磁・漆工・金工・武器武具・絵画・楽器、生活全般にかかわる用具やアイヌ関係史料など多岐にわたる。本書は、現在そのコレクションの多くを所蔵するウィーン応用美術博物館と国立歴史民俗博物館を中心とする研究チームとの共同研究の成果である。日英二ヶ国語収録。
〔主要目次〕
シーボルト兄弟にとってのウィーン―日独澳関係史、広報文化外交史の交点として―(堅田智子)
ハインリッヒ・フォン・シーボルト寄贈の茶入が語るもの―シーボルト、蜷川式胤と1870年代半ばのウィーンにおける日本の茶陶―(脇田美央)
シーボルト兄弟による日本コレクションの形成と拡散―蜷川式胤との関係を中心に―(日高 薫)
ウィーン応用美術博物館所蔵のハインリッヒ・フォン・シーボルトによるコレクション(ヨハネス・ヴィーニンガー)
『日本の工芸美術展』―ハインリッヒ・フォン・シーボルトによる1883年の展示目録からの抜粋―(ヨハネス・ヴィーニンガー)
オーストリア帝立=王立自然史博物館の日本ギャラリーにあった展示ケース(ベッティーナ・ツォルン)
ウィーン世界博物館の阿弥陀三尊像について(佐々木守俊)
ハインリッヒ・コレクションの木綿製品に見る近代化(澤田和人)
シーボルト父子のアイヌ・コレクションの比較と現代的意義(山崎幸治)
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