街のケーキ屋さんにある定番のお菓子「シュークリーム」。
その歴史から、作り方、アレンジまでを徹底解剖したプロのための製菓技法書です。
パティスリー、ベイクショップなど、日本の洋菓子市場は細分化が進み、本場さながらのオーセンティックな店舗が多数見られるようになりました。
一方で、長く日本の生活に慣れ親しんだ味も改めて注目されるようになり、喫茶店や街中華はその代表格。お菓子とて例外ではありません。
かつて街のケーキ屋さんのショーケースを彩ったお菓子たちは、その時代を知っている人には懐かしく、今を謳歌する若者には新鮮に映ります。
洋菓子店に必ずあるお菓子といえば「シュークリーム」。
おやつとして長年親しまれてきたもの、フランス仕込みの端正な佇まいのもの、シェフの個性をぐっと盛り込んだもの、ひと口に「シュークリーム」といってもそのヴァリエーションはさまざまです。
「シュークリーム」の名店として知られる店舗が、どういう「シュークリーム」を作っているのか、基本のシュー生地、クリーム、組み立てについて詳しいレシピを紹介します。
その上で、アレンジを2~3種類を案内。
レシピと合わせて、そのシェフ、お店の「シュークリーム」へのアプローチや作るときのコツ、考え方もうかがいます。
巻末には、「シュークリーム」にまつわるミニ知識も紹介。
「シュークリーム」の魅力を徹底解剖した1冊です。
●掲載の人気店
「パティスリー ドゥ シェフ フジウ」藤生義治
「ベルグの4月」山内敦生
「シュークリー」鈴木丈晴
「アルカション」森本 慎
「パティスリー ユウ ササゲ」捧 雄介
「アンヴデット」森 大祐
「パティシエ・シマ」島田 徹
「リョウラ」菅又亮輔
「パティスリー・ヤヤ」西島慎一郎
「100本のスプーン TACHIKAWA」山下貴弘
■目次抜粋
第1章 シュー菓子を作る
●パティスリー ドゥ シェフ フジウ
●ベルグの4月
●シュークリー
●アルカション
●パティスリー ユウ ササゲ
●アンヴデット
●パティシエ・シマ
●リョウラ
●パティスリー・ヤヤ
●100本のスプーン TACHIKAWA
●個性を色づけするテクニック
●シュー菓子作りのQ & A
第2章 シュー菓子を知る
●シュー菓子といえば、やっぱりシュークリーム
●シュー菓子あれこれ
●シュークリームの歩みを知る
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