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建築分野からアプローチする近代都市史の研究の中核となってきたのは、都市計画史である。これまでその研究がもっぱら扱ったのは、構想が成立するまでであった。しかし、最近になり、その構想が、実際の生活空間に放り込まれた後の過程を詳細に辿る研究が進むようになってきた。その過程とは、最初の企てを「空想」として見立てれば、それが実際に都市空間に落とし込まれて、現実の「計画」となっていく過程だと捉えられるのではないか。そう考えると、その過程にこそ、近代都市史研究の根幹をなすテーマが見出せるのではないか。
編者・中川理のこうした認識を「お題」として、本書の25本の論考は集められた。都市を読みとく、より広範で自由な議論を立ち上げる契機とするために―。
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