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建築家・村野藤吾の作品には、歴史的建築物や村野自身が手掛けた作品に対する改修(リノベーション)や増築を施したものが少なくない。本書ではそれらの中から15件に焦点を当て、改修や増築の手法を解読し、村野の歴史や過去に対する意識や距離感を読み取る。図面に見る改修事例からは、村野が歴史的建築物や過去の建物の自立性を尊重し、保存しながら、それらを継承し新たなデザインを加え、新旧が混ざり合った独自の建築を生み出していることが分かる。そこには従来の文化財の保存や改修の理念や方法とは異なる文脈から生み出された、村野独自の歴史や過去との自在な関わり方を見出すことができるだろう。
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