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ごらん、これがほんとうの正午の火照り。きみに影をつくる、生きて在ることの静かな明るさ(「月明かり」)
現代詩の主体と詩語のありかを問い続けてきた詩人・岸田将幸。
前詩集『亀裂のオントロギー』から7年、静かなる耐久の時間を経て、限りある存在の地平から詩にゆるやかな解放をもたらす待望の第六詩集。
「本書は単純な章立てで構成した。この四つの場所を行ったり来たりしているのが近年の詩の正直な姿で、それ以上ではない。あとは、おぼつかない生活があるだけである。/それでも、僕は依然として誰かを、何かを説得しようとしている。」(「後書」)
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