栃尾郷の虹

栃尾郷の虹

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出版社
本の泉社
著者名
玄間太郎
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年4月
判型
B6
ISBN
9784780719949

凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった ―― 越後の栃尾縞紬(とちおしまつむぎ)は江戸天明・寛政期に生み出され、今に伝わる。機織りの天才オヨがたゆまぬ努力で編み出し、ときの庄屋がその開発を助け販路を切り開いたという。この二人を軸に物語は展開する。苦難に立ち向かう彼らに注がれた著者の眼差しはあくまでも温かい。
「歴史を深く下降せよ。無名の傑出した民百姓をこそ表舞台へ! 時代歴史小説を書く私の変わらぬ立ち位置です」(「あとがき」より)。

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