分析業と業務管理

分析業と業務管理

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出版社
学術研究出版
著者名
服部寛和 , 菊谷彰
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2021年3月
判型
A5
ISBN
9784910415154

測定分析業界の課題の一つは、精度管理などの品質管理の仕組みが確立されていないことです。ISO/IEC17025などの品質管理システムが運用されていますが、業務管理全体に有効な展開ができていると言えません。測定分析業を営む二社にそれぞれ勤務する筆者二人が、測定分析業の業務管理の仕組み全体を示し、その事業と業界に存在する課題そして対応を提案します。
業務に必要な仕組み全体を把握すると、測定分析業の課題が再確認できて、将来に向かって何を追うべきかも認識され、加えてそれぞれの担当業務の把握と必要な処置の判断が的確になると考えます。一方業界をご存じなく測定分析会社を利用されるお客様など外部の方も、測定分析業の業務管理の概要を本書から読みとっていただけるのではないかと思います。
第1章は、業界の現状及び事業の特徴、業務管理の問題について簡単に述べました。第2章は、測定分析業の受注から報告書の提出まで測定分析の主業務及び付随業務の一連の工程を示します。そして測定分析業に利用される管理システムを取り上げ説明を加えます。第3章は、測定分析業の品質管理を含む業務管理について、測定分析の主業務及び付随業務それぞれの課題、及び採用すべき一連の仕組みを提案しました。最後の第4章は、測定分析業の業務管理と提案をまとめました。
測定分析業はどちらかというと小規模の事業所が多く、管理職教育も十分行われていないように感じます。業務管理の仕組みの円滑な運用、業界各社の管理職教育や業務の効率化、そして測定分析業の責任であるデータの精確さの維持向上を図るため、本書を参考にしていただければ幸いです。

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