幕臣の監察

二見時代小説文庫

幕臣の監察

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出版社
二見書房
著者名
藤木桂
価格
770円(本体700円+税)
発行年月
2021年4月
判型
文庫
ISBN
9784576210445

「 怖く煙たい目付 」 が、 「 頼りになる目付 」 になるにはどうしたら!?

身の潔白を証さんと切腹。
息子の死の真相を求めて、十左衛門を頼る白髪の父。
調べると濡れ衣が明らかに。
真の幕臣へ導く目付とは?

真の幕臣への導き大人気シリーズ第8弾!!


夕刻、目付筆頭の妹尾十左衛門が帰る自邸門前に、裃姿で平伏する白髪の侍がいた。
話を聞くと、横領の罪で捕らえられた息子が身の潔白を証さんと切腹したという。
大目付への「駆け込み訴え」も埒が明かず…、やむを得ず…。
すでに決着のついたもの故、十左衛門が私的に調べ始めると、謂われのない罪だった。
「 怖く煙たい目付 」 が 「 頼られる目付 」 になるには……?


◆ 著者について
藤木 桂 ふじき・かつら
千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
テレビドラマの企画脚本などを経て、本格時代小説に挑戦。シリーズ第一弾『本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人』でデビュー。

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