元プロの流儀

元プロの流儀

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出版社
竹書房
著者名
加来慶祐
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2021年4月
判型
四六判
ISBN
9784801925861

■内容紹介

最高峰の舞台を知る、
6人のプロフェッショナルが、
自身の指導論を語る!

常総学院 島田直也監督(元横浜ほか)
東海大菅生 若林弘泰監督(元中日)
天理 中村良二監督(元近鉄ほか)
鹿児島城西 佐々木誠監督(元ダイエーほか)
拓大紅陵 和田孝志監督(元ロッテ)
飯田哲也コーチ(元ヤクルトほか)
 
著者は、以下のように述べています。

プロ野球選手とは、野球における最高技術者たちである。アマチュア時代に圧倒的な努力を重ね、憧れのプロ野球選手という肩書を手にした彼らは、最高峰の舞台で最高の技術に触れ、学ぶ機会を与えられた。
プロ野球を経験した彼らは、いったい何を高校野球界にもたらそうとしているのか。後世に何を残そうとしているのか。そして、本当に元プロ時代は来るのか。彼らが備える指導者としての流儀に迫りつつ、高校野球界の未来を、プロ野球経験者の視線の先に見える景色を、読者の皆さんとともに覗いてみたいと思う――本文より


■目次

第1章
島田 直也[常総学院]
帰ってきた甲子園準優勝投手
恩師譲りの勝負根性で歩み始めた「甲子園40勝」への道

名将との出会い/木内マジック/最強世代のPL学園/98年の横浜日本一「やっとプロ野球選手になれた」/ブルペンで無言を貫く理由/好投手の条件/目標は「甲子園40勝」/恩師に捧げる甲子園初勝利 ほか

第2章
若林 弘泰[東海大菅生]
プロ野球出身の「教員監督」
「魂と闘志」を注入し西東京に深紅の大旗を

苦しんでいる者の気持ちは、手に取るように分かる/星野仙一の男気/3年連続準優勝とゴール地点の「上方修正」/禁断のNGワード/原貢の死がもたらした転機/野球部の監督は教壇に立つべし/「元プロ」の教員監督 ほか

第3章
中村 良二[天理]
高校野球に帰ってきた「猛牛戦士」
アマチュア指導者になるためのプロ11年間に培ったもの

猛牛軍団の一員として/見せつけられた「プロフェッショナルの極意」/仰木彬の「マジック」/平等に指導を行う意味/「強打の天理」を作り上げる練習/ノーサイン野球/元プロだけでは強いチームは作れない ほか

第4章
佐々木 誠[鹿児島城西]
元首位打者の高校野球挑戦
引き出しの豊富さで作る「チームの柱」

メジャーにもっとも近い男/高校生に伝えたい「野球のイロハ」/丸刈り禁止の効果/失敗=後退ではない/首位打者、降臨/授業で見出す選手のポテンシャル/野茂、落合、イチロー/一族ふたりめの首位打者 ほか

第5章
和田 孝志 飯田 哲也[拓大紅陵]

ふたりの元プロ/低迷を続ける千葉の名門/恩師・小枝守の野球/野村克也と小枝守の共通点/盗塁王から盗塁王へ、周東佑京への助言/負けに不思議

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