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2018年度、「道徳」は教科となった。戦後初めてとなるこの試みは、道徳教育における学問的研究のより一層の充実を求めることになる。そもそも道徳とは、私たちはどうあるべきか、どう生きるべきかという問いへの回答であり、そこでは哲学・倫理学・歴史学・心理学といった多彩なアプローチが必要となる。そこで本書では、ひとつの学問領域にとどまらない、学際的な道徳教育学の「最前線」を提示していく。
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