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戦争、革命、テロ、暴動、レイシズム、イスラム排斥――
世界はつねに「怒り」に覆われてきた。
18世紀の啓蒙時代・革命の時代から帝国主義、植民地、世界大戦、
そして大衆運動、無差別テロにいたるまでを、
数多の思想家、文芸家、活動家等の言説や証言をもとに詳細に検証。
進歩の旗を振る富裕層と、歴史・民族・信仰を武器に
それを否定する層との衝突と闘争が、
欧州諸国間から植民地化された非西洋世界へ、
そしてリベラリズムとそれに対抗する勢力、
ナショナリズム、ポピュリズムの拡散が止まない現在へと連綿とつながっていく。
この果てしない怒りの連鎖の深淵には何があるのか?
先の見通せない今こそ必読の書!
<目次より>
1 忘れ去られた連鎖――プロローグ
2 空間を広げる――歴史の勝者と彼らの幻想
3 他者を通じてなんじを愛すこと――進歩と進歩に宿る矛盾
4 信仰の喪失――イスラム、世俗主義、そして革命
5 信仰をふたたびこの手に――解き放たれたナショナリズム、救世主へのまなざし
Ⅰ 解き放たれたナショナリズム
Ⅱ 救世主へのまなざし
6 真の自由と平等を求めて――ニヒリズムの遺産
7 現実を見つける――エピローグ
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