「保守主義者」宣言

「保守主義者」宣言

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出版社
育鵬社
著者名
小川榮太郎
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784594087777

「全世界の保守主義者よ、団結せよ!」
コロナ禍に乗じて台頭する権威主義国家、節度なき個人主義、人権の名の下に封殺させる言論……
私たちはどこへ向かおうとしているのか?
日本と世界を守る「思想の力」を問い直す!

私の執筆動機は、危機に瀕する日本を現実にどう救うかに関する、実行可能なヴィジョンとプランを打ち出す事にある。保守主義の概念を思想史上から丹念に跡付ける包括的な研究書はいまだ書かれておらず、それは必須の仕事だが、本書はそれを目的とはしていない。その事を示す為に表題を『「保守主義者」宣言』とし、かつてカール・マルクスによつて書かれた『共産党宣言』と、あえて意図して、対に出た。(まえがきより)

【目次】
序  平成日本「失敗の本質」

第一部 「保守主義者」宣言
一 「保守主義者」宣言
二 「保守主義」とは何か
三 戦後日本の保守主義はいかに戦つたか
四 日本の保守主義はいかにして崩壊したか

第二部 国家の危機にどう立ち向かうか――イデオロギー戦から逃げるな
一 安倍政権――その漸進主義の勝利と限界
二 自由の為の国家百年戦争を準備せよ
三 「働き方改革」を廃し、地方創生・デジタル革命・人口政策に集中せよ
四 愛子天皇論といふ「無血革命」

第三部 文化の危機にどう立ち向かふか――保守主義の血脈を継ぐ
一 三島由紀夫 没後五十年の宿題
二 福田恆存の戯曲――政治的言語空間の創造
三 追悼 岡崎久彦――昭和史を「物」にするとは
四 追悼 岡田英弘――歴史は文化である
五 対談 小林秀雄、宣長、源氏、古今…… 石村利勝×小川榮太郎

[付録]日本の保守主義の為の読書案内

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