明けない夜の四日市

明けない夜の四日市

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出版社
人間社
著者名
安保邦彦
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784908627699

四日市公害を被害者の立場から書いた初の小説。
舞台は、高度経済成長期の三重県四日市市。1970年前後に、新潟水俣病、富山イタイイタイ病、熊本水俣病と並び四大公害訴訟として法廷でで争われた「四日市訴訟」に翻弄される家族たち。
加害企業に勤める主人公と、四日市ぜん息の被害者になった父。そして病魔は幼い子供たちにも及ぶ。
コンビナートと隣り合った港町に住む一家の、反対運動、住民訴訟をめぐっての苦悩を描いた。

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