戦時下の一宮くらしと空襲

戦時下の一宮くらしと空襲

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出版社
人間社
著者名
森靖雄
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784908627606

愛知県一宮市は尾張国一宮・真清田神社の門前町に由来する商業地として、また近代以降は毛織物産業の集積地として発展を遂げ、1921年に市制を施行した西尾張地域の拠点都市である。太平洋戦争末期の1945年7月、連合軍による空襲を受け、地域屈指の賑わいをみせていた市街地は灰燼に帰した。
本書は、一宮市における「戦時下」のくらしと、その極点ともいえる「空襲」の被災状況を記録するものである。国民学校4年生で空襲に遭い、焼夷弾が降るなかを家族とともに逃げた筆者自身の記憶をベースとしながら、90点を超える膨大な文献や記録資料を参照・駆使し、筆者とその近辺で起きた事実、そして一宮市の被害の実態を明らかにする。
学校生活、配給所、隣組、婦人会、焼け跡の片付け、食糧の買い出しなど、実際の体験者から見た当時のくらしのようすや、記録に残りにくい「戦時下という雰囲気」も詳細に描写。記されているのはあくまで一地方都市でのできごとだが、戦時下〓終戦直後の都市住民の生活記録集・体験記という側面も持っている。

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