述語と名詞句の相互関係から見た日本語連体修飾構造

ひつじ研究叢書〈言語編〉

述語と名詞句の相互関係から見た日本語連体修飾構造

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出版社
ひつじ書房
著者名
三好伸芳
価格
7,700円(本体7,000円+税)
発行年月
2021年3月
判型
A5
ISBN
9784823410642

従来、連体修飾要素の機能は被修飾名詞句の指示性によって決定されるとされ、「定/不定」といった区別が素朴に連体修飾構造の分析に適用されることが多かった。しかし、実際には、そのような一般化に当てはまらない例が体系的に存在する。本書では、日本語の連体修飾構造に見られるさまざまな文法的振る舞いの包括的分析を通じ、連体修飾要素の機能、述語の内包性、名詞句の指示性といった意味論的な概念について、新たな理論的枠組みの提示を試みる。

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