今や、いろいろな手段により多種多様なデータ(数値データも言語データも)が大量に得られるようになっています。そして、ビジネスの世界では、これらのビッグデータから、目的に応じたデータ解析を行い、「事実の事項」と「推定・意見の事項」とを峻別して、そこからビジネスに役立つ有用な知見を発見し、問題解決を行うことが求められます。
また、これからの営業・サービス活動では、
(1) ビッグデータの中から必要なデータを集めて、お客様が抱えている問題の解決に活かすこと
(2) お客様とのコミュニケーション方法が大きく変化しているが、そこから潜在要求が多く含まれている言語データを的確に取り出すこと
(3) 取り出した言語データについて、新QC七つ道具(N7)などの手法を活用して解析し、お客様の潜在要求を捉えて、お客様のための提言内容を増やしていくこと
が求められます。
本書は、主に営業・サービスに携わる実務者が活用できる、役立つ言語データ解析手法と、必要に応じて活用すると便利な数値解析(統計解析)手法とを、豊富な事例を交えてわかりやすく解説するものです。
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