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横井小楠(1809年から1869年)儒学者。
日本が富国強兵政策に向かい新しい体制を創出しようとする時代にさきがけ、小楠は開国を戦争で苦しむ人々を救うこととして位置づけ、「大義」を世界に向けて実践する道義国家を構想した。平和とは何か、公共とは何か、良心的に生きるとは何か。激動の時代のなかで問い続けた小楠の思想的変遷をたどる。
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