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本書は主に日商簿記検定2級の仕訳対策用の書籍となります。
近年の脳科学の発展には目覚ましいものがあり、脳の働きが随分と解明されてきています。
それを「簿記の学習に活用するにはどうしたらよいのか」を思考し、“脳科学的に合理的”な学習ができるように本書を作成しました。
さあ、仕訳を機械的に覚えることは終わりにしましょう。
本書で、脳科学的に合理的な方法で簿記を理解し、仕訳をマスターして、合格の栄冠を勝ち取りましょう!
<内容紹介>
1.本書では、仕訳の場面を逐一イラスト化することで、その場面の主人公になって、各取引を学べるようにしました。
2.単発の仕訳を覚えるのではなく、関連する取引を一連のものとして学習できるようにしました。
3.1日の終わりには『夜寝る前に』のページで、その日に勉強した内容を、「仕訳から取引の内容を言う」という行動で復習し、口に出し、耳で聴くことによって脳を刺激し、寝ている間に頭の中が整理され、記憶に残るようにしました。
4.忘却曲線対策として、翌日に同じ仕訳を、1週間後に同じ仕訳で金額の異なるものを、さらに3週間後に同じ内容で文章も金額も異なる仕訳を解けるように設定しました。
<改訂にあたって>
2020年の12月からネット試験が始まり、2021年6月の検定からは、統一試験(ぺーパー試験)もネット試験と同様の試験となります。
新しい試験では、従来の第1問の仕訳問題5題(配点20点)の他に、第4問の(1)として工業簿記の仕訳問題が3題(配点12点)出題されるようになりました。
全体の約3分の1もの点数が仕訳問題に割り振られており、試験の合否に直結する問題となりました。
このような状況を踏まえて、工業簿記の仕訳問題も収載しました。
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