叱って伸ばす

叱って伸ばす

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出版社
竹書房
著者名
若林弘泰
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784801925823

■内容紹介

悔しかったら、
優勝してみろ!

そう檄を飛ばした2020年の独自大会では、
西東京と東西決戦をともに劇的なサヨナラ勝ちで完全優勝。
直後の秋季大会も制してセンバツ出場。
いま激戦区・東京で圧倒的な勝負強さを誇る、
東海大菅生の「昭和流」指導論!

著者は、以下のように述べています。

「褒めて伸ばす」が平成・令和の指導法だとすれば、私のような「褒めない」
「叱る」が主軸の指導法は「昭和スタイル」だといっていいだろう。  
ただ、現代の「褒めて伸ばす」という教育は当初の理念からは離れ、「何でもかんでも褒めればいい」という安直な方向に向かっているような気がしてならない。何でもかんでも叱りつけるようなやり方はもちろんNGだが、何でもかんでも褒めるようなやり方も、選手の成長を阻害するものでしかないと私は思う。
本書では、私がなぜ今の指導法に辿り着いたのか、そして今、どのような指導をしているのかを具体的に記していきたいと思う――本文より


■目次
第1章 高校野球超激戦区、東京~甲子園出場は容易ではない~
選手との距離を縮め2015年、初の甲子園出場~恩師の姿に学ぶ~/2014年から3年連続決勝戦敗退~監督のネガティブな思いはすぐに選手に伝染する~/2017年、清宮幸太郎擁する早実に勝ち甲子園出場 ほか

第2章 恩師に恵まれた私の野球人生~原貢監督、星野仙一監督ほか歴代監督の教え~
東海大相模入学~名将・原貢監督との思い出~/「大学でも野球をやっていいぞ」~父親からの生涯唯一のやさしいひと言~/プロ入り4年目で悲願の初勝利!/高校野球の監督になろうと思ったきっかけ/星野仙一監督は何がすごいのか ほか

第3章 叱って伸ばす~なぜ今、「昭和スタイル」の指導法なのか?~
「叱って伸ばす」の真意~人は「発憤」することで成長する~/粘り強い選手を育むには?/薄っぺらい正義感は不要~選手にとっていい人になる必要はない~/夏の大会の前に練習のピークを作る~気持ちは技術を上回る~ ほか

第4章 高校野球投手論~元プロ野球投手としての視点~
気持ちの弱い投手のメンタルを強くするには?/アウトローに投げる制球力をつけるには「まず低めに集める」/シュート系のボールはピッチャーを助けてくれる/ジャイアンツドラ1・髙橋優貴の高校時代/中学生選手を見る時、どこを見ているか ほか

第5章 東海大菅生の走攻守~基本にあるのは、守り勝つ野球~
ノックではランナーも入れてより実戦的に/根拠なき盗塁は許さない/相手の隙を突く走塁~どんな時も先の塁を狙え~/ランナー三塁の極意/元シェフが作るおいしい食事で体作り/ウエイトトレーニングで強い体を作る ほか

第6章 これからの高校野球を考える~指導者はどうあるべきか~
選手の「気付く力」を育むゴミ拾い/鬼の目に涙はない

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