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生きているものの言葉か、死んでいるものの言葉か。
老人が話しているのか、子供が話しているのか──。
不気味な言葉の響きにも、純粋無垢な言葉のようにも感じる、不思議な深い短歌の世界──。
岐阜のみならず、「前衛短歌」の最後の巨人とも言われる、平井弘。
短歌界、大注目必至の、15年ぶり第四歌集、いよいよ刊行!!
(収録歌より)
沈むまへに足をぬいてとかげが走るあのときはビルにむかつて
ねえむうみんこつちむいてスコップのただしいつかひかたをしへます
そうかこの軍服がみえてゐないか王さまはうれしくなりました
なんでもいい犬死でやつてみませうかさせさせるさせればせよ
*栞つき(斉藤斎藤氏による解説&著者による「遣らず」ト書き)
「死にゆく側と生きのこる側が、くりかえしなかよく入れ替わる。「誰が」のわからない言葉が、いつまでもこだましつづけている。」 (斉藤斎藤・解説より抜粋)
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