こども地政学

こども地政学

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出版社
カンゼン
著者名
船橋洋一 , バウンド
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2021年3月
判型
A5
ISBN
9784862555908

一見、難しいように思える「地政学」の基本をやさしく子どものみならず、大人にもわかりやすいように写真やイラストを用いながら、解説します。

地政学とは…地理的な条件が国家の政治・経済・軍事に与える影響を研究する学問。地理学と政治学を合成したもの。

地政学(ジオポリティクス)は、「地球の」を意味する「ジオ」と「政治学」を意味する「ポリティクス」の合成語で、「地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究する」という考え方です。
最近では「地政学的リスク」という言葉が頻繁に使われるようになっていますが、子どもはもちろんのこと、社会人でもその言葉は知っていても、その本質的な意味を理解している人はそれほど多くありません。

グローバリゼーションが進み、海外とのつながりが強まったなかで、トランプ大統領のアメリカ・ファーストの政策やEUの極右政党の反移民の動き、中国の経済的・軍事的台頭などによる周辺国の囲い込みなど、ポピュリズムとナショナリズムによる脱グローバル化の動きも出てきています。

「地理的な位置関係による、政治的や軍事的、社会的な緊張の高まりが、その地域や世界経済に与える悪影響」を指す地政学的リスクは、グローバル化が進んだ世界に生きる現代人にとって、有意義な視点を与えてくれるもので、その重要性は増すばかりです。
「地政学」を理解することは、政治、経済の未来を読む力はもちろんのこと、今後何を学ぶのか、どこに投資するのか、どこに移住するのかなど、知識としてだけではなく、生きていくうえでさまざまな点に役立てることができます。

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