2011年123月

2011年123月

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出版社
彩流社
著者名
菱田雄介
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年3月
判型
A5
ISBN
9784779127410

東日本大震災・原発事故後、葛藤を抱えながらも

継続的に向き合いつづけた気鋭の写真家が、

美しい写真と臨場感あふれる文で綴る10年の記録。



宮城(石巻、南三陸)、福島(第一原発、飯舘、楢葉、富岡、南相馬)。

そして東京・大阪の私たち。

カレンダーの中の2011年という年が終わろうとしている時、

僕はこの特別な年がリセットされてしまうことに違和感を感じた。

やってくるのは2012年1月ではなく、2011年13月なのだと

考えようと思った。以来、14月、15月と時は流れ、今東北は

2011年123月を迎えようとしている。

この中途半端で不自然なカウントを、僕は止めることができるのだろうか。

(本文より)。



東京都写真美術館「日本の新進作家」選出他受賞歴多数!



2021年3月プレイスエム(森山大道ら写真家によって運営されている

新宿のフォト・ギャラリー)にて個展決定!

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