親をおりる

親をおりる

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出版社
彩流社
著者名
明石紀久男
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784779127359

「8050問題」と言われるようになった「ひきこもり問題」。

本人や家族と向き合い、一緒に戸惑い続けるベテラン相談員が、

親や相談員に今こそ伝えたいこととは。



「問題」に目を奪われて「解決」という妄想をし「解決したい私」

でいる限り本人たちは置き去りにされる。

親が「親」でいる限り、子は「子ども」でいなければならない。

しかし、それでは「個人」に戻れない。

親を降りて、立場や役割を手離して、個人に、ひとりの人間に戻る

必要がある。

そうすることで「息子」や「娘」も個人としてのかかわりを手に入れ、

ひとりの人間として「自律」していけるのだ(本文より)。

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