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社会の変化と共に大衆化が進み、都市から地方へ、知識人から庶民へとますます多様に広がる江戸漢詩の世界。無名の町人や農民、また女性の作者が登場し、『五山堂詩話』のような批評誌も生まれてくる。下巻は市河寛斎に始まり、後期以降の柏木如亭や大窪詩仏、頼山陽、そして西郷隆盛ら幕末の志士の詩を収録する。(全二冊)
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