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変革の炎でサトウは燃え尽きたか?
大政奉還、王政復古の大号令で「古い制度の終焉」を見届け、さらに戊辰戦争、備前事件、堺事件の動静を探るサトウは、討幕派のみならず幕府側とも交友を結び、新政府の太政官日誌や幕府系新聞を英訳して激動日本の客観情報を得る。
下巻では、1919年に第23章から再開した回想録を扱う。実録と回想を峻別して史料価値を高めた。附録として、サトウ執筆の幕末史『ケンブリッジ近代史』第11巻第28章を収録。本邦初訳。
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